検査案内
CT検査について

CT検査はX線を医利用して身体の内部(断面)を画像化する検査です。画像処理を行うことにより、身体の細かな情報を得ることが可能です。
撮影の際は、ベッド(検査台)に寝た状態で、筒の中に入り検査を行い、検査時間は10分程度です。(検査部位や目的によって検査の時間は異なります)
CT検査は、特に骨、心臓、大動脈、気管支、肺などの胸部、肝臓、腎臓などの腹部の病変に関して、優れた描出能が知られています。
(CT=ComputedTomography:コンピューター断層撮影)
マルチスライスCTとは?
従来のCTはシングルスライスヘリカルCTと呼ばれ、X線管球に対する検出器が1列でしたが、マルチスライスCTは複数の検出器が並んでいることを意味しています。
このことにより従来と比べて極めて短時間に、詳細なデータの収集が可能となりました。
大きな臓器を短時間で撮影するために4列、8列、16列、32列、64列と検出器の列数が増え、動いている心臓さえも拍動を止めることなくCT撮影できる時代となりました。
CT検査で発見できる病気
整形外科領域のCT検査では骨の描出に優れ、骨折部の正確な診断、骨癒合(骨折がどの程度治っているか)などの評価が可能です。また、脳のCT検査では、脳出血やくも膜下出血など、出血を伴う病気を発見しやすく、胸部CT検査では、肺がん、肺結核、気管支拡張症、気胸、胸部大動脈瘤、心臓疾患などの病変が小さなものまで発見できます。
腹部CTは肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓などを調べますので、腹部の臓器に発症するがんを発見することができます。
CT検査の料金・費用について
当クリニックのCT・Canon製 Aquilion Startについて
検査能力の飛躍的な向上
16列マルチスライスCTスキャナにより、精密な情報を短時間で得ることが可能となります。
この検査では、患者様が苦痛なく骨、頭部や胸部、腹部の断層像を鮮明に撮影することができます。大きな病院では順番待ちが多く、数日間待たされるCT検査も当院ではすぐに受けることができます。
放射線被ばくの低減
レントゲンと同等線量を目指した、低線量技術‐AIDR 3D Enhancedにより被ばく線量を最大75%低減します。